ダム補修・水力リプレイス

水力発電用ダムや発電所は築50年を超えるものが多く、更新時期を迎えている施設が多くなっています。
大規模な水力ダムの開発が難しい中、電力の安定供給と持続可能な自然エネルギー分野の発展からも既存施設を有効活用たリプレース事業が必須となります。
我々はそのリプレース計画を最新の測量データ・技術を元に現況の3D化からリプレース計画、工事の仮設備計画のモデリングと様々な施工前の検証を計画段階からお手伝いを行います。

取水ダム本体のリプレース(ゲート更新、ゲートレス化、補修など)では重機のアプローチ道路や仮設備が比較的大規模になります。 場合によっては建設当時と同規模やそれ以上の工夫も必要になり、現地地形や構造を3Dモデルし、施工イメージをモデル化することで、問題点の抽出や施工規模の事前確認が容易になります。
仮設備計画の作業足場や建設重機の配置を実寸モデルで3Dモデル化すると施工時にイメージが良くわかります。
大規模な改修工事では河川内工事の大きな制約があるため、工期短縮とコスト縮減が鍵になります。
実寸モデルの重機配置を行い、施工規模を事前検証し改修工期や規模の算定を行います。